Bercriber's Blog

短歌

2025/12/31 20:18


睡眠代行

月と日が一日一日と尽きていく何もすることがないので生きる

月相に表情を感情を見る月急に嫌いになってきた

霊峰の大切な雪が解けてく魔法の雪の魔法が解ける

いつの日か私が芽吹く種を蒔くための種すら見つからなくて

記憶とは記憶自体が幽霊だ思い出という天国地獄

夏と冬日照時間逆にしてくれればすべて許してやろう

忘れてくしかなかったが忘れてくからもう治すことができない

気がつけば時間の骸が頭に転がる気がつけば消えている

僕はまた夕暮れを見ては書いてる見ていなくても書けた夕暮れ

造花見て詩を書くことがないままでいたということにすこしおどろく

花の名は花の別称花言葉は一番信じたかった嘘

大変に遺憾であるが理性が私を支配することはない

夜が明けたついでに朝も明けていく冬だからそういうこともある

僕がいる光と闇の境目は眩しかったり見えなかったり

悲しみが刃へ変わるその前にどこか遠くへ行くはずだった

歌ってると心が軽くなるんだよだから歌ったよだめだったよ

これまでにあなたに降った初雪の数を覚えてますか 年齢

枕につけたほっぺたとついてない目との間の果てしない距離

寝不足のあなたに代わり睡眠を代行します 一時間2000円から

夕食に夕焼けを食べ胸焼けをおこした僕が吐いた朝焼け

青い夜あなたは覚えていますか五芒星から長い長い龍

一人用土鍋落とす深夜二時キムチ鍋はいつも腹痛

こんばんわ今日も今日とて冬ですねそれではやっていきましょうかね

掃除機をかけたらほこり溜まってたおまえは何を吸い込んでいた

冬の色が落ちているが拾わないどんぐりは秋だから拾える

気が向けば仮病使って風を弾く月曜の調はハ長調を

さんずいに火と火で淡いって漢字火に水をかけた時の感じ

緋の空は きっと私も私になるまでただの... なんなんだろうね

談笑の後の去り際に何かを間違えたようだ目が合わなかった

東の空が夕暮れの色 気付かなかった 本当にきれいだね