Bercriber's Blog

短歌

2025/05/18 20:30


花で汚れた道を行く

閉ざされた心のうちにある窓は開くことなくただ眺むのみ

掃除機に吸われていった僕達のかけらは燃えるゴミの日に燃ゆ

ことばなくことばがでなくことばとはなんだったのか花言葉燃ゆ

アズカバン行きが決まってやるしかないエクスペクトパトローナムを

草陰に吸い込まれてくおじいちゃん消えてい あ 戻ってき あ 犬だ

今はただ詐欺師となってあなたにはあなたを好きになってもらいます

日々の余白は生活で埋め尽くされて叶わぬ夢は叶わぬままで

開く手にサラサラと風サラサラは妥当な比喩じゃないとして 手は

春ゆけば夏のからだになっていく汗のように詩は満ちて 風は

5月 知ってしまえばもう戻れないあなたはあなたの生まれ変わり

悲しみの記憶に咲いていく花だ砂丘一面覆われるまで

賑やかな声と音楽いい匂いこの場所はもうBBQの風下

僕だけが雨で冷ました太陽を飲み込むことができないらしい

藤棚の花で汚れた道を行く歩き続けるため歩く道

降り尽くす雨は枯れゆく雲であり止むことのない頭痛に薬