Bercriber's Blog

短歌

2025/03/01 13:11


空の画家

空の画家何を描いてるでもなくてあの日と同じ空を待ってる

散歩中てくてくあるいていくいぬが暇って言った確かに言った

目が合えば笑顔をくれる人がもう目が合っても笑ってくれない

曇り時々前方のハイエースのリアガラスに映りこむ晴れ

フレッツのインターネットで関係は光子によって引き寄せられて

震えてる光の粒をつまんだらいつかあなたが映した景色

また消えるあなたを繋ぎ止める時それでも行ってしまう時には

新月がきれいですねと言う時の涙をたどり瞳に海が

思い出は思い出すたび消えていく無かったことを付け加えつつ

柔らかいカニ やわらカニ こんなにもどうして僕は嬉しいのだろ

空の画家夜空は描かぬ主義らしい宇宙を見ないこの星の画家