Bercriber's Blog

短歌

2024/12/12 21:23


欠けたまま沈む

やがてくる悲しみが今日やってきてちゃんと悲しむみぎわのひとみ

三日月も欠けたまま静かに沈むそのうち満ちて僕もそのうち

ドライフルーツの噛めば溢れるもうドライじゃないフルーツの果汁

もう氷しかないアイスカフェラテを飲み干して氷も砕く冬

この空を支える柱全部折れ落ちてくる空を支える杖

さわやかな叔父の訃報が届く夜 あの眼鏡を真似して買ったな

最後まであなたの影にふさわしい光としての釜の火があったなら